小学生のお子さんを持つ親御さんから
「どのぐらいの時期から塾に通わせるのが良いですか?」
という質問を多く頂きます。
決断するタイミングは本当に難しいです。
理由は、その子の学習レベルや家庭の経済環境、習い事の有無によって異なるから。
小学6年生だから塾に通わないといけないとか2年生だからまだ必要ないというこたはありません。
ただし、塾に行く理由が明確にある場合にはオススメのタイミングがあります。
特に今回は
①中学受験を考えている家庭
②中学受験を考えていない家庭
の2つに分けて、それぞれの家庭で塾に通うタイミングを解説していきます。
結論は、①の中学受験を考えている家庭は小学3年生から。
②の中学受験を考えていない家庭は学校の宿題を自分の力で完成できない時点が望ましいです。
学習塾に通う理由を決めることが小学生には大切
塾に通いたいと相談に来る家庭は多いですが、その多くは「通う理由は周りが行き始めてるから何となく」というケースばかりです。
ダメとまでは言いません。
でも、お金と時間を無駄にする可能性が高いのも事実。
塾側が何をしてくれたら子どもも親も満足するかのゴールが明確でないと、すぐに辞めてしまいます。
3ヶ月で塾を辞めて、別の塾へ。
また、3ヶ月で辞めて…
の繰り返しをしてしまう場合、子どもへストレスを与えてしまいます。
塾が良い環境でないなら辞める選択肢もありです。
しかし、何となくで塾を選んでいる方が多いのも事実。
塾に通わせたいと親が思うのならば、理由を明確にした上で通わせてあげてくださいね。
小学生が塾に通うタイミングは2種類
①中学受験を考えるなら小学3年生から通う方が良い
②宿題を自分の力で出来ないタイミングが塾へ行き始めるポイント
当然ですが、子どものレベルや状況に合わせて変わります。
しかし、多くの親子から
「このタイミングで始めていれば良かった」
と言われました。
そのタイミングを紹介していきますね。
①中学受験を考えるなら小学3年生から通う方が良い
中学受験は学校ごとの偏差値や通いたい学校によって勉強方法も内容も変わります。
ですが、勉強を始めるタイミングは変わりません。
それが3年生。
中学受験は先取り学習が合格の近道。
小学生といえ問題の中には中学3年生レベルの問題もあります。
ですが、解き方や考え方は中学生で学ぶ言葉や法則などは使えません。
つまり、小学生が学ぶレベルで問題を解かなければならないので、小学6年生までの問題でつまづいてしまっては受験は厳しくなります。
小学3年生から勉強するのは、4.5年生までに6年生までの勉強を終わらせて、受験用の問題を6年生の1年間で解きまくることが大切なんです。
中学受験は他の生徒よりも早く勉強を始めた生徒が有利。
小学3年生から始めた子と6年生から始めた子なら当たり前ですが、前者の方が合格する可能性は高いです。
受験はスタートの時期が本当に大切。
早く始めても悪いことがないので、中学受験を考えている家庭は今すぐに塾へ通うことをオススメします。
②宿題を自分の力で出来ないタイミングが塾へ行き始めるポイント
中学受験を考えていない子の場合、塾へ通うタイミングは難しくなります。
理由はその子の学習習熟度によっては塾が必要ない可能性があるからです。
ただし、いち早く塾へ通わせなければいけないタイミングがあります。
それは、学校の宿題を自分の力で完成出来ない場合です。
どの教科の宿題でも良いですが、今日学んだことを出されるのが小学生の宿題。
ですが、今日やったことが出来ない場合は勉強に追いついていないサイン。
遅れ初めはまだ影響は少ないですが、次第に取り返しのつかないレベルまで被害が及ぶことが多いですね。
勉強が嫌になる理由の1つに、「自分の力で出来ない」ことが挙げられます。
問題に正解する。
丸を貰える。
と人は嬉しくてやる気が上がったり、頑張ろうとする気持ちになります。
でも、出来ないと嫌になったり逃げ出したくなるんです。
結果、どんどん周りのレベルから離されていくことになります。
宿題がひとつのサインになる事実を知っておくと塾に通わせる理由に繋がりますよ。
目的を持って塾に通わせるのならばタイミングは早い方が良い
塾に通わせるタイミングはその子のレベルによって変わります。
当然、家庭環境も大きく影響します。
しかし、後回しにしてしまうと遅れを取り返すまでに大きな力が必要。
そうならないためにも、早めに塾へ通わせることを考えて塾を選んでいくことをオススメします。
「もっと早く塾に通っておけば良かった」
その言葉を言わないようにしていきましょうね。
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