今回は塾や予備校の勉強合宿のメリット・デメリットについて紹介します。
勉強合宿は文字通り、勉強のために数日間泊まり込みで過ごし日常の誘惑を避けて学力アップを図るものです。
でも、本当に参加した方がいいの?
って思ったことありませんか?
そんな悩みを解決するために生徒目線に立ったメリットとデメリットについて紹介します。
目次
勉強合宿に参加するメリット
勉強する環境を作れる
勉強合宿は基本的に外部との接触を絶ちます。
勉強に集中する環境を作り出すためです。
自宅での勉強は誘惑と戦わないといけません。
スマホや漫画、ゲーム、SNSなど。
近くにあるとつい触りたくなるものですね。
息抜きをしようとして10分の休憩時間が30分、1時間になったことはありませんか?
自分をコントロールするのは大人でも難しく、勉強に適した環境を作るためには自分の力だけではうまくいかないケースが多い。
だからこそ、強制的に勉強を行う環境を作り、勉強に向かう姿勢を身に着けることが出来ます。
学習時間の確保が出来る
ここで一つ思い出してほしいことがあります。
定期試験の期間中、学校が休みの日にあなたは何時間勉強していますか?
多い少ないが問題ではなく、大事なのは自分が普段行っている勉強時間で足りているのかを考えることが大事。
勉強時間は自分で決めている生徒がほとんど。
でも、試験が終わった後の感想でよく聞くセリフには、
- もっと勉強しておけばよかった
- 一日〇時間じゃ足りないんだね
と後悔する生徒がいます。
そのため、合宿時の勉強時間はおおよそ10時間~12時間を選定している塾が多いです。
一日の半分を勉強時間にすることで、生徒自身にどれだけ勉強できるか身体で覚えてもらえます。
すると普段の勉強時間に対して抵抗がなくなります。
「12時間も勉強したんだから、3時間ぐらい楽勝だよ」
ここまでのケースは極端ですが、限界を知ることは今後の基準にもなるのでメリットになりますね。
勉強合宿に参加するデメリット
息抜きの時間が少ない
当たり前ですが、休憩時間はありますよ。
60分のスケジュールならば、
①50分~55分の学習時間
②5分~10分の休憩時間
で進むことでしょう。
でも、休憩時間にスマホやゲームは出来ません。
勉強のための合宿なので当然ですね。
実はこれがストレスになり、体調を崩したりイライラに繋がることがあるので、塾側は心をコントロールする練習として意図的に辛い環境を作り出すのです。
休憩時間をどうやってガス抜きするか。
練習できる場所ではありますが、初めて経験する生徒にとってはやる気を無くしたり、弱音を吐いたりデメリットになりやすいですね。
自分のやりたい勉強は出来ない
合宿中のスケジュールは事前に塾側で決めています。
配布されるテキストを解く時間。
過去問の対策授業。
もちろん復習やテストの時間もありますが、たいてい生徒側の自由はありません。
朝起きる時間や就寝時間も決まっているため、自分のペースを崩されるのが嫌な人にはデメリットになりますね。
ただし、この合宿をキッカケに規則的なスケジュールを送りたいのなら有効です。
辛い状況に身を置くことで勉強する習慣を得るチャンスですから。
合宿に参加する必要があるのかを自分で考えてみよう。
メリットとデメリットについて説明しましたが、参加するかしないかはあなた自身で決められます。
親
友達
先生
ネットの評判
口コミ
は良いことや悪いことを言ってきますが、最後に判断するのは自分自身です。
塾長時代も参加する子もそうでない子も保護者と私の目の前で必ずサインを書かせました。
後で弱音吐いて欲しくないから。
誰かに誘導されてやっても何の成果も得られません。
自分で納得して合宿に参加すれば学力は上がります。参加しないなら、合宿分の勉強時間を補う行動をするでしょう。
だって覚悟を決めてるからね。
あなたの人生を「楽」に「素直」に生活できるように、ちょこっとのエッセンスを届けるサイトです。
生活、暮らし、お金などの情報を盛大に盛り込んだものをお届けします。