高校受験をする子どもを持つ保護者にとって気になることの一つ。
この質問が学習相談に来る保護者からは多く寄せられます。
模試の案内は学校から勧められるわけではありません。
個人か通っている塾で申し込みが一般的です。
そのため、タイミングがわからずに子どもから、
という他の人に影響を受ける受験の受け方しかできなくなります。
この記事では、高校受験の模試をどのタイミングで受けることが効果があるのか
学習塾で指導していたことを伝えていきます。
- 高校受験の模試は中学2年の3学期から毎月受験がベスト
- 早い時期から模試を受ける3つの理由
- 毎月実施している模試を受けて高校受験を有利に進めよう
上記の3つの内容を説明していきます。
高校受験の模試は中学2年の3学期から毎月受けるとよい
何故、2年生の3学期のタイミングかというと、
中学3年生に上がる前に1年と2年の復習と、理解していない部分の把握をしておくことが重要だからです。
学習相談の際に保護者から
と聞かれます。
答えは、夏休み終了後に受けることはオススメしないです。
理由は、今まで学んだ復習内容が模試で活用できないことが多いから。
受験問題は中1から中3までの全範囲。
ですが、模試の問題は全範囲の内容を組み合わせて作られています。
夏休みに復習した内容がそのままテストに出ることはほとんどありません。
そのため、練習する場所を作っておくことが大切です。
また、受験は一度受けるだけでは意味がありません。
何度も受けることで子どもがテストに慣れるようになります。
毎月実施されているため、毎月受けて勉強した結果を把握することが重要です。
- 中学2年生の3学期が3年生になる前に過去の復習が出来るから
- 毎月受験して勉強の環境を作ることが出来るから
早い時期から模試を受ける3つの理由
模試を中学2年の3学期までに受けておくことがオススメと伝えました。
ここではオススメする3つの理由を紹介していきます。
子ども自身が実力を知っておくため
自分がどんな内容で点数が取れるのかを知らなければ勉強をいくらしても無駄です。
ただ時間だけが無くなるだけ。
理解している内容を1から10まで勉強する必要はなく、理解していない内容を勉強する方が点数に繋がります。
模試を利用して出来る部分と出来ない部分を数値にしてわかるようにしましょう。
何度か模試を受けると同じ問題で間違える部分があると思います。
苦手な部分を発見しやすくなるため、勉強する際に役立ちますね。
模試に慣れるため
事前に受験の雰囲気を体験しておくことは緊張や普段の力を発揮する練習になりますね。
3年生がスタートする前に模試を受けておくことで、今の時点で本番の受験の受け方を勉強することができます。
復習や問題の解き方は、日常生活でも行えます。
しかし、模試だけは月に一度のペースでしか受験ができないことも経験できる回数に限りがあるので注意が必要。
受験が終わった生徒から良く話題が上がりますが、
と多くの生徒に言われました。
体験した生徒にしかわからない感覚ですが、受験生にとっては先生の言葉よりも響く「生の声」なので生徒に伝えてもらったりもしてましたね。
継続的な勉強習慣を作るため
受験は中学3年の2月まで続く長期計画。
やる気が続かず、勉強の成果が見えない生徒が多くいます。
理由は、1年後の受験を意識していない環境だから。
普段のテストは2週間前から急いで準備すれば成績が取れたかもしれません。
ですが、高校受験は違います。
数ヵ月前から準備をしてやっと勝負できます。
経験したことがない準備期間にどんなペースで勉強すればいいかわからなくなります。
そこで効果的なのが模試。
1か月ごとに生徒自身の実力を数値にしてくれます。
得意不得意や同じ高校を受験するライバルと比べることが出来ることがメリット。
「あと何点取れば合格圏内」という目安も教えてくれるので勉強につなげやすいですね。
毎月実施している模試を受けて高校受験を有利に進めよう
- 中学2年生の3学期が模試を受けるベスト
高校受験は長期戦。
しかも人生で初めて、自分が発揮した成績で進路が決まる重要なポイントになります。
失敗が出来ない
プレッシャーの中で結果を出すためには事前に準備しておくことが重要。
他の子どもよりも勉強のキッカケを早めることで周りの生徒と差をつけられますよ。
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