第一志望の高校に落ちた。
我が子がそんな現実に直面したら保護者としてどのように対応し、声を掛けますか。
志望校に落ちた場合にとって欲しい行動は2つ。
- 受け入れる言葉と励ましの言葉を伝えよう
- 次の進路選択を学校の先生や塾に相談する
保護者の行動で子どもの気持ちも今後も大きく左右するタイミングであることは間違いないです。
落ちることを考えるのは良くないと思われがちですが、子どもは受験で頭がいっぱいなので心構えだけでも保護者がしておくことをオススメしますね。
落ちて一番辛いのは本人
これだけは伝えたいですが、高校受験で落ちてしまい、一番辛いのは受験をした生徒、子どもです。
保護者として子どもに言いたいことはたくさんあると思います。
ですが、我が子に辛い現実を突きつけられていることは理解してあげてください。
受け入れる言葉と励ましの言葉を伝えよう。
受験は勝負です。
合格する人がいれば、当然落ちる人がいる。
そういう世界。
でも、
努力が足りない
勉強をもっとしないから
などと追い討ちを掛ける言葉を投げられれば子どもはどうなるでしょう。
味方になってくれるはずの親にまで見放される気持ちになり、信頼することはなくなるでしょう。
たった一言で子どもの人生を壊すキッカケになります。
大事なことは、保護者の受験生時代や体験を引っ張り出してはいけません。
環境も能力も保護者と同じではない。
我が子が出した結果を素直に受け止めることも大切ですよ。
次の進路選択を学校の先生や塾に相談する
落ちた後、すぐにすることは相談です。
別の進路を決める。
辛いですが、進路を決めなければなりません。
当然、最初から落ちることを想定して受験の準備をする家庭はほとんどありません。
塾長時代、200世帯の受験生を見送り、そのうち、18世帯は不合格となりましたが、当然落ちたときのことは考えてません。
対策を考えていなかったからこそ、何をすればよいか分からなくなり、パニックになります。
だからこそ、オススメなのは直ぐに学校の先生や塾に相談しましょう。
本命が「公立校」の場合
①私立の併願校に合格していれば、そのまま進学
②定員を下回った公立高校に二次募集で受験
③定時制、通信制の学校を受験
本命が「私立校」の場合
①公立校に合格していればそのまま進学
②定時制、通信制の学校を受験
進路選択にはいくつかのルートがあります。
いきなり選べと言われても、困ってしまいますので、選択肢を拡げるサポートを学校の先生や塾にしてもらいましょう。
落ちてしまった後の対応が今後を左右する
先に言いますが、子どもが考えて選んだルートならどれも正解。
よくあるパターンが子どもを信用出来なくなった保護者が、勝手に決めてしまうことです。
過去に一度だけ我が子が信用出来ずに、保護者が全て選んだ学校に行った生徒がいました。
当日、回答欄を一つずつズレて回答した子だったので、今でも覚えています。
進学後の結果は半年で自分で選んでない学校を辞め、引きこもってしまいました。
今でも当時の決断を止められなかったことは後悔してます。
進路選択を自分で最後まで実施させ、見守ることも子どもの成長のためには大切なんです。
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