高校受験の面接では「自己PR」を行う学校がほとんどです。
受験に対する熱を伝える際に、辞書に記載されている「座右の銘」
特に四字熟語を使ってアピールすることは効果的。
どうして四字熟語を使うかというと、自分の言葉だけで伝えて面接官に間違って伝わりでもしたら大問題。
だからこそ、辞書で記載されている「座右の銘」を使うことで間違った伝わり方をしなくて済みます。
今回は「座右の銘」を自己PRで利用するときに注意するポイントを2つ紹介します。
大事なことは、
- 選んだ座右の銘が合うエピソードを話そう
- 言葉の意味がわかりずらいものは使わない
この2点を意識して選ぶことで自己アピールを面接官に伝えやすくなりますよ。
高校生になる自分に合う座右の銘を選んでエピソードを話そう
面接指導時に多かったケースですが、エピソードが内容とリンクしていない。
例えば、
と自己PRの際に話す生徒がいました。
初志貫徹の意味は”志を曲げず、考えをつらぬくこと”
他の生徒や先生から言われても意思を曲げないでやり遂げるという部分で多くの生徒が使っています。
ところが、エピソードをいくつか話しているときに、
というセリフを発っしてきました。
セリフ自体は問題ないです。
時短する方法を考えて、効率的な勉強方法を身に着けようとしているから。
でも、エピソードの最初に「初志貫徹」という言葉をもってきているので、途中で意思を曲げたように聞こえてしまいます。
するとせっかくの自己PRが矛盾してしまうことになりますね。
もったいない!
面接官は話を聞いていて矛盾があると質問してきます。
と面接に力を入れている学校では質問されるかもしれません。
ここまで嫌なツッコミをする面接官は少ないですが、質問しないだけで減点してくるケースも考えられます。
だからこそ、選んだ座右の銘と自分の行動がリンクするエピソードを話すことは大事なのです。
- 選んだ座右の銘とエピソードは統一しよう
高校受験の面接では言葉の意味がわかりずらいものは使わない
しかし、受験生によくあるのはあえて難しい言葉を選んでしまいます。
例えば、
空谷跫音(くうこくのきょうおん)という四字熟語があります。
意味は、自分の意見が孤立しているときに賛同する人がいたときに使う熟語なんです。
でも、中学生の学習環境ではこんな言葉を聞く機会はありません。
そして、面接官も知らない言葉だと思います。
意味が分からない状態でも自己PRを話し、結論がリンクしていれば理解してもらえますが、万が一間違った説明になってしまったら意味は伝わりません。
それどころか受験生自身も理解していないのに面接で発表していることはマイナスの評価に繋がりますね。
あえて、ほとんどの人が知っている言葉を選ぶことも受験では大切。
背伸びをせずにわかりやすい言葉を選んで説明してあげたほうが自己PRも明確に伝わりますよ。
- 誰でも知っている言葉を選ぶことも大切
背伸びをせずに選んだ言葉で自分を表現しよう
- 選んだ言葉に合うエピソードを話そう
- 言葉の意味がわかりずらいものは使わない
面接は自分の特徴や強みを、簡単にわかりやすく面接官に伝えられるかで点数が決まります。
大人が相手なので難しい四字熟語を使ったり、言葉を選んでも逆にわかりにくいから。
Simple is best.
(簡単だけれども、それが一番良い)
私が受験生に説明するときに使用する座右の銘。
中学1年生で習う文法ですが、面接練習や受験対策でも何にでも使えます。
自己PRが出来る時間は面接本番でも数分間。
時間内であなたの魅力を最大限に伝えるならば「座右の銘」を使ってみましょう。
今回のポイントを意識しておけば面接もうまくいきますよ。
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