受験生から多く貰う質問があります。
「面接で失敗しないためにはどうしたらいいですか?」
気になりますよね。
初対面の大人と話して評価されるなんて経験はほとんどの子がしたことないし、自分の進路を決める大事な10分だから。
でも、受験のプロからすると心配しすぎだって思ってしまいます。
理由は簡単。
「面接において失敗はありません」
声を大にして、また自信を持って伝えられる一言です。
でも、不安になる生徒が多いので理由と対策を解説していきますね。
- 面接の練習をたくさんする
- 日々の言葉遣いや態度を今から気をつける
高校受験の面接は「失敗」よりも「チャレンジ」として見てくれる
面接官の質問や態度を間違えてしまい、泣き出してしまう生徒がいます。
たくさん練習した子でも本番の緊張感は面接当日でしか味わえません。
だからこそ、失敗は目に見えるレベルで相手に伝わることがあります。
でも、面接官はその失敗を否定的には見ません。
面接の準備や練習をしてきても失敗してしまうのは仕方の無いこと。
それよりも最後まで面接官に自分の高校受験に対する想いを伝えようとすることを見てくれます。
質問内容と違う回答
合図されていないのに席に着く
などの一見失敗に見えてしまう姿を見て、マイナス評価にはしません。
チャレンジ精神とでも言いますかね。
取り組む姿勢を見てくれます。
だから、面接のときに発言や姿勢を間違えてしまったとしても堂々としていることが大切なんです。
失敗したと自分で決めつけてるだけ
生徒に伝えると意外な反応をされるポイントのひとつに、あなたの思う失敗は面接官は成功として見てくれていることがあります。
簡単な話で実は失敗してないのに自分で「ダメだ」と決めつけている人が多いです。
受験対策本や学校の先生、塾の講師などの悪い話を自分で勝手に解釈してしまう。
多くの生徒が引っかかる罠なんだ。
面接は練習をどれだけしてきても、本番の環境を練習することは出来ません。
練習で失敗したら学校から退学なんてことはないですから。
でも、本番は上手くいかなかったら不合格ってプレッシャーを与えてくるし、模範解答のような回答をしないといけない強迫観念もありますよね。
だからこそ、面接では失敗したって自分で勝手に決めつけて上手く対応できない子が多い。
そうならないためにも、「失敗」ってイメージを持たないことが面接をクリアするためには必須なんだ
面接では失敗よりも失礼な振る舞いをしないことを意識しよう
面接に失敗はありません。
では、どのようなときに不合格となるのか。
答えは簡単。
面接官が
「この生徒をうちの学校に入れたくないな」
と思われてしまったらアウトなんです。
大事になるのが、失礼な振る舞いをしないこと。
失敗とは違って相手を不快にさせる態度や発言のことですね。
貧乏揺すりや椅子に座って身体を揺らす態度。
面接官に向かって学校の先生に言っているタメ口がつい出てしまう言動。
相手に不快な思いをさせてしまうことを面接官は嫌います。
結果、評価を下げることになるのです。
面接では失敗を恐れずに回答していこう
面接でチャレンジするコツは2つ
- 面接の練習をたくさんする
- 日々の言葉遣いや態度を今から気をつける
これだけ。
「たくさん練習するってどのくらいの時間?」
今現在、受け持っている受験生に言われましたが、答えはあなた自身がこれ以上面接練習しなくてもいいと納得するまでです。
受験は正解があると思われがちですが、実はないんです。
パターンや型、リアクションの仕方などは当然あります。
ですが、どの生徒にも使える万能な「正解」はありません。
何故なら人によって取るべき行動が違うから。
面接はその子の姿勢や言動を見極めるために実施します。
だからこそ、失敗もあなたの個性として見てくれます。
高校受験の面接は初めて受ける生徒でも最高評価が取れるボーナス問題みたいなものなんです。
失礼な振る舞いや言動をしなければ評価が極端に落ちることはまずないでしょう。
あなたの想いを面接官に伝えてみてください。
例え間違えたり、話す内容を忘れても面接官は見ていてくれますからね。
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