高校受験の面接では遅刻は大きなミスの一つです。
出来ることなら遅刻をしないようにするのが受験生なら当然の行動だと思います。
ですが、実際に遅刻してしまったときにどういう対応をしたらよいのかはなかなか教えてくれません。
受験生に余分な情報は与えるべきではないですが、万が一のときにするべきことは何なのかを知っていてもらいたい。
そう思い、書いています。
結論から言うと、「中学校へ連絡」が一番良い方法なんです。
その理由をこれから説明しますね。
面接に遅刻しそうなときは「通っている中学校」へ連絡する
遅刻をしてしまう時間の場合は焦ります。
過去、私の教え子も面接当日に遅刻をして泣きながら電話をしてきたことがあります。
日本では遅刻に対して良い印象はありません。
時間厳守という言葉も広く知れ渡っていますが、理由がない遅れについては厳しい目で見られます。
ですが、緊張や不安、または体調の変化などで時間通りに行動できないこともあります。
万が一、遅刻をしてしまうような場合は第一に、「通っている中学校」へ必ず連絡をしてください。
中学校へ連絡する理由は「遅刻したときの対応についての指示」ためです。
遅刻は自分以外の方々に大きな迷惑をかけます。
主に面接官・面接高校の関係者・中学校の関係者です。
遅刻をするとスケジュールが全て変わります。
中学校の先生も受験生全員が問題なく面接を終わらせるために動いてくれている為、もしも遅刻しそうなときは中学校へ連絡してください。
どういう対応をするのかを教えてくれます。
ここでのポイントは焦りから自分勝手な行動をしないことが大切。
遅刻をしてしまった事実はなくならないので、そのあとの対応をテキパキと行うことでカバーすることができます。
覚えておいてほしいことは遅刻したあなただけが困る訳ではなく、関わる方全員のスケジュールに影響します。
遅刻をしても良いではなく、遅刻をしない準備をすることが大事なんです。
面接に遅刻しただけで不合格にはならないが評価は下がる
生徒からの質問の一つに、「遅刻をしたら不合格になりますか」がありました。
結論から言うと「NO」です。
ただ、遅刻が理由での不合格はありませんが、良くない印象を持たれた状態で面接に臨むため不利な環境にはなります。
面接は良い印象を与えると有利に進みます。
「この生徒はうちの高校に来てもらいたい」
と面接官が思えば、高評価をもらえます。
ですが、「遅刻」は印象が悪いです。
病気ならば本来は仕方がないことですが、体調管理も受験のうちと言われることがありますし、寝坊や行先を間違えるなどのミスは事前準備ができていなかったと思われてしまいます。
失敗してしまうことが悪いわけでなく、しなくてもいいミスをしたという部分でマイナスの評価をもらうことが多いです。
だからこそ、面接に遅刻することで不合格になりやすくなってしまうのです。
遅刻をしない対策をすることが面接を突破するポイント
「遅刻なんてする訳ないじゃん」
と発言する生徒が過去にいましたが、当日に遅刻してしまいました。
原因は、面接前日に夜更かし。緊張で眠れなかった訳ではなく、スタートの時間がお昼からなのでゲームをして遊んでいたとの事。
結果、当日のお昼に私のもとへ連絡が来ました。
まず、中学校への連絡をする事と面接会場についた際には監督の先生に「名前と学校名と遅刻をしたことを告げる」ことを伝えました。
遅刻をした後の対処は非常に面倒です。
それにたくさんの人に迷惑をかけてしまいます。
大事な進路を決める面接で余計な負担をかけないように、「遅刻」そのものをしないように心がけることが大切です。
・早めに寝る
・事前に学校までのルートを調べておく
・余裕があれば一度ルートでたどり着くか行ってみる
・前日に持ち物は確認しておく
4点を意識しておくことで当日バタバタしなくて済むようになりますよ。
遅刻はしてしまった後の対処が非常に大変です。
特に進路を決める面接では影響が大きいので、事前準備をして臨むようにしましょう。
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