高校受験の面接で不安になるのが、質問にどう答えればいいのか。
なぜ不安になるのかというと原因は2つ
- 当日どんな質問がくるのかわからない
- 質問に答えられなかったらどうしよう
となるからです。
当たり前の気持ちだと思います。
初めて面接する生徒が多いので事前に対策をしていきましょう。
そこまで難しくありません。
今回のポイントは伝えたい内容のキーワードだけを覚えておくというもの。
受験前の生徒から一番質問があった内容
なぜこのテーマを紹介しようと思ったかというと、受験前の生徒から一番多く質問されたからです。
面接自体が始めての生徒が多いため、質問に答える経験が圧倒的に不足しています。
また、決められた答えがなく自分のことを伝える機会なんて経験しないことが理由に挙げられます
そのため、生徒の不安になりやすい問題としてたくさんの生徒から相談を受けました。
でも大丈夫!
今回の内容を読むことで面接で不安にならない回答作成方法を教えちゃいますね。
面接で話す内容は全文を暗記しないでいこう
面接の文章をすべて暗記していく人がいます。
暗記をする努力は素晴らしい。
ただ、過去にこのような経験をしたことがある人はおすすめしない行動でもあるんだ。
それは発表をするときに「何を話せばよいか忘れてしまう」経験がある人。
暗記していっても当日に忘れてしまい困ったことはありますか?
もしも、あるという人は全文を暗記する方法はやめておきましょう。
大切な面接当日に失敗できないプレッシャーから忘れてしまうことがあるから
過去に指導していた生徒の一人にもいました。
終わった後に
「いきなり頭が真っ白になって話せなかった…」
と泣きながら塾に来た子がいました。
無事に合格はできましたが、全文暗記をする弱点を痛感した出来事でした。
同じようなことにはなってほしくないので、ぜひやめてもらいたいです。
- 全文暗記は忘れたときのデメリットが大きい
- プレッシャーに弱い子は本番に忘れる可能性が大きい
面接の質問の答えは”伝えたいキーワード”だけを覚えよう
質問の中には長文で答える内容が多く含まれます。
- 中学校時代に頑張ったこと
- 最近感動した本と感想 など
これらの内容を全部暗記しようと思うと文章量も多くなります。
その分の暗記をするぐらいならテスト勉強に時間を使うべき
でも、質問の回答をどうしたらよいか悩む生徒のためにおすすめのポイントがこちら。
必ず「伝えたいキーワード」だけを覚えておこう
というものです。
英語の問題や国語の問題でよく見かける
「かっこ内の指定されたキーワードを使って文章を作りなさい」
という問題をイメージすると簡単ですね。
例えば、
『あなたの長所と短所を教えてください。』の回答をしてほしいと言われたとき
- 負けず嫌い
- やり遂げる
- 意見を聞かない
- 落ち着く
これらの単語だけを覚えていき、本番に備えます。
この文章を使うことができれば途中の語尾や文章が多少変わっても伝えたいことは変わりません。
だからこそ、キーワードは大切。
模範解答
⓵私の長所は負けず嫌いなところです。一つやると決めたら、時間がかかっても途中であきらめることなく続けてやり遂げます。短所は、人の意見を聞かなくなるところです。途中であきらめないため他の人から別のやり方を教えてもらっても方向転換することが苦手です。ですが、やっている途中で一度落ち着き、話を受け入れる姿勢を持てるようにしていきます。⓶私は負けず嫌いなところが長所です。時間がかかっても途中であきらめずに1つのことをやり遂げます。意見を聞かない部分が短所です。やり遂げようとするあまり、他の人からのアドバイスを受け入れないことがあります、そのままでは問題なので、今後アドバイスを無駄にしないために一度手を止め、落ち着くタイミングを作るようにしていきます。
という風にキーワードを使うことができれば文章が変わっても意味が伝わる文章を作れます。
面接はどれだけ楽に準備して結果を出すかがポイントになります。
そのためには、楽できるところは、形を作ることが重要。
キーワードを使って長文を作ることはそこまで難しくないはずです。
- 伝えたいキーワードを決める
- キーワードを組み合わせて文章にする
単語だけ覚えて当日文章を作っていこう
面接の準備は重要ですが、その間にも試験の対策は続いていくもの
圧倒的に準備の時間が少ないことが受験生にとって負担となります。
正直、塾生の様子を見ていても、対策に充分時間を取れている生徒は少なかったです。
だからこそ、楽に面接の準備ができるキーワードで覚える方法は効果的でした。
面接で質問されることが多い10個の質問も事前に準備をして高得点を取ることができます。
面接当日はどんな質問をされるのか不安になるでしょう。
でも、公立高校の入試面接は変わった質問は一問あるかないかのレベル。
もしその質問に答えられなくても他の質問にしっかりと受け答えすれば問題ありません。
事前にキーワードだけは覚えておき、当日の面接で文章を作っていきましょうね
- 話す内容は全部暗記しない
- 回答に使う伝えたいキーワードだけ覚える
- キーワード以外の言葉は変わってもいい
- 面接途中に回答を全文を作るイメージでいましょう
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