という内容が生徒から多くされます。
今回は、やる気を出したい時に出すテクニックを紹介します。
元大手学習塾での指導経験を持つ結城が、特別に説明しようと思います。
この記事の流れはこんな感じ
- 自分の意思でやる気を出せる子は凄い
- やる気は最初から100%にしなくていい
- タイムアタックでやる気を作る
の順番で説明していきます。
- やる気の出し方がわからなくて辛い
- やる気が持続しないんだ
って生徒にこそ読んで実践してもらいたいです。
自分だけのやる気の出し方を持つ子は少ない
突然ですが、質問です。
と言われて出来ますか?
ほぼ全ての生徒が出来ないと思います。
これは大人でも相当難しいです。
何故かというと
目の前にやる気になるものがないとやる気は発生しないのです。
- 勉強
- スポーツ
- 趣味
- 仕事
何でもそうですが。取り組むモノがあって始めてやる気は生まれます。
なので、自分の意思で瞬間的にやる気になれる人はほとんどいないと言えます。
(※稀に自分の意思でスイッチをオンオフ出来る人はいます。)
(2024/11/11 14:04:25時点 Amazon調べ-詳細)
短時間のやる気でも凄い能力だと知ろう
好きなことをして時間の流れが早いと感じた経験はありますか?
あれ?もうこんな時間?
という時です.
実は、やる気になっている状態は感覚的に時間の流れが早く感じます。
この体験を好きなことから勉強に変化させることができればやる気に繋げることができます。
やる気の出し方は自転車で坂道を下りてるイメージ
生徒によく伝えていた内容に
というセリフがあります。
実はやる気って坂道を降りているような感覚がわかりやすいです。
坂道も最初はスピードはゆっくりです。
ただ2つの理由でスピードは上がります。
- 下る距離が長くなる
- 下る角度がきつくなる。
やる気も同じです。
- 経験(勉強時間が長くなる)
- 興味(物事にのめりこむ深さ)
の2つがあるとやる気は徐々に現れます。
やる気の出し方にはタイムアタッククイズが効果的
やる気を出すためには経験と興味が重要
ただ、普通にやっているだけではやる気は出しにくいです
でも、興味を持たせることは簡単。
承認と実績を与えてあげると興味を持ってくれます。
塾での指導のときにはタイムアタッククイズという勉強法を実施しました。
この勉強法は下記のツールを使うと効果が高いです。
- 学校や塾で配布された問題集のテスト対策問題(一問一答問題が効果的)
- 学校で配られるテスト対策のプリント(まとめプリントと言われます)
- 過去のテストで出題された問題(先輩や塾から見せてもらいましょう)
一問一答形式の問題を用意しておくことが望ましいです。
タイムアタッククイズのやり方
やり方は以下の通りです。
一問一答形式の問題を制限時間内に解かせてあげる
それだけです。
例えばこんな感じ
という形です。
やる気を出すポイントは2つ
- たくさん正解をさせて”実績”を作る
- 正解を与えることで”承認”をする
たくさん正解をさせて”実績”を作る
勉強が苦手な子は、出来ない実績を積み重ねているのでやる気がなくなります。
それなら出来る実績を作ってあげるだけで苦手から”普通”に変わります。
大事なことは、”普通“にすることです。
得意ではありません。
なぜなら興味を持たない状況で得意にすることは難しいから
あくまで最初は普通でいいんです。
正解を与えることで”承認”をする
他の人からの承認はやる気に直結します。
ってセリフを言われて怒る人はいないと思います。
行動や結果を認めてあげる。
それだけでやる気になってくれます。
保護者が、「勉強しなさい」と言わない子の方が勉強出来る傾向にあります。
「勉強しなさい」という保護者は子ども本人を見ていないんですよ。
言葉足らずな部分もありますが、保護者からの承認がないんです。
だからやる気がなくなるのです。
やる気の出し方は自分で作れる
結局のところ、やる気は気持ちで作れたりはしません。
身体を動かすことで初めて”やる気”が出てきます。
なので、
という前に、手や耳を使う環境を作り出すことが最重要ポイントになります。
- 興味と時間の経過がやる気を引き出す!
- やる気は最初から100%にしなくていい!
- 承認と実績がやる気を作る!
- とにかく行動する!
この4つを意識するだけで”やる気”は徐々に作れるようになります。
ムリにやる気を出そうとせず、手を動かすところからスタートすることをお勧めします。
あなたの人生を「楽」に「素直」に生活できるように、ちょこっとのエッセンスを届けるサイトです。
生活、暮らし、お金などの情報を盛大に盛り込んだものをお届けします。