学習塾に入った後に、子どもから
「やっぱりあの塾を辞めたい」
と言われた経験がある保護者は多いはずです。
入る前までは、評判も良く見栄えが良くても実際に通ってみて気づく部分もあります。
これだけは相性の問題や体験してみてからでないとわからないので、対策の仕様がありません。
今回は選んで入った塾を辞める際に大切なポイントを2つ紹介していきます。
・学習塾を辞めると決めたらハッキリと伝える
・辞めた後の空白期間を作らないようにする
塾を辞めることで一番影響するのは「あなたの子ども」です。
この部分を理解していないとただ辞めるだけで終わってしまうこともあります。
ポイントを押さえて学習塾を辞める決断をしていきましょう。
学習塾を辞めるならハッキリ伝える
多くの保護者が質問してくる内容に、
「辞めることを伝える時はどうすればいいですか?」
というものがある。
塾の責任者を経験してきたからこそ言える答えは一つ。
「辞める意思を変えない心持と理由を明確にしておくこと」
と伝えています。
塾側の気持ちは入塾した生徒すべてが受験終了まで継続してほしいのですが、辞める決断をする生徒と保護者を引き留めることはできません。
だからこそ、素直に理由を伝えたほうが良い。
サービスを受ける代わりに費用を支払っているのだから。
「辞める原因となった理由をハッキリと教えてほしい」
実は、塾を運営しているときに一番嫌な辞め方は子どもが徐々に塾に来なくなり、親も支払いや通わせる気力がなくなる。フェードアウトのような状況です。
クレームを受けての退塾や成績が上がらないことが理由の退塾よりも辛いです。
なんで辞めたのかの理由すらわからないので、改善も対策を打つ手ががありません。
フェードアウトは煮え切らない態度になりやすく、理由を伺いたくて連絡を取ろうとしてしまいます。
塾を辞めることを引き留めるつもりがない塾が多いのも事実。
一度決めた決定をひっくり返すことをするのはよくないことだって理解しているから。
でも、塾側に落ち度があるからには辞める理由は把握しておきたいもの。
子どもの成長のために決断するからには勇気ある態度は大事。
遠慮せずに自信をもって塾側に伝えてあげてくださいね。
学習塾は辞めた後の空白期間をなくすことが大切
学習塾を辞める結論自体は問題がありません。
家族ないし子どもの決断。
ですが、多くの家庭は塾を辞めた後に何も対策をせずに放置をしてしまうケースが多く存在します。
塾に通う理由の多くは「成績が落ちてきた」から。
でも塾を辞めて、何もしなければまた成績はガクッと落ちてしまいます。
勉強は毎日の積み重ねが大切なのにまた一からやり直しては労力もかかり辛いだけ。
だからこそ、空白期間を少しでも減らす対策が必要なのです。
・別の塾に入る
・家庭教師を雇う
・自宅で保護者が勉強を見る
どの選択をしても正解です。
しかし、元々勉強が出来なくて塾を選んだ子どもにとっては辛い状況になることは間違いありません。
もしも別の道を選択して、前の塾が良いと思った際には再度連絡して通い直すことも検討してみてください。
ケンカをして退塾した訳ではない場合、再入塾を嫌がる塾はありません。
子ども側の立場でも先生を嫌っていなければ、初対面の人よりも親しみやすい環境といえます。
大事なのは、子どもが勉強するやる気を出してくれる環境を選ぶこと。
一度失敗したからってダメという訳ではなく、「教訓」として親子で成長していくことをお勧めします。
学習塾を辞める決断は次の勉強先を決めて理由を明確にしておく
・ハッキリ伝える
・空白期間をなくす
この二つは塾を辞める際に重要なポイントになります。
「辞める」って言いづらいですよね。
塾に入る時とは違う心境になることでしょう。
でも、一番大切なことは「あなたの子どもが勉強してくれる環境に身を置くこと」
行きたくもない塾に無理して通うよりは断然良い結果になります。
保護者が中途半端な決断をしてしまうと子どもは不安を感じるでしょう。
後悔しない選択をするためにも「辞める」と決めた後は自信をもって行動することをお勧めしますよ。
あなたの人生を「楽」に「素直」に生活できるように、ちょこっとのエッセンスを届けるサイトです。
生活、暮らし、お金などの情報を盛大に盛り込んだものをお届けします。