らくなおの仕事術

無料のAI議事録ツール3選|会議1本で比べる手順とチェックリスト

無料のAI議事録ツール3選。会議1本で比べる手順と確認表を表す、3枚のカードと鉛筆のイラスト。
Sponsored Link

無料のAI議事録ツールを使いたいけれど、会議の最後まで記録できるのか、要約をどれくらい直せばよいのか分からない。会社で議事録を担当する人は、候補を2つに絞り、同じ短い会議で「記録できる範囲」「内容の抜け」「修正の手間」を比べると、自分の仕事に合うものを判断しやすくなります。

この記事では、無料枠のあるNotta・tl;dv・Tactiqの条件を整理し、比較用の会話例、結果を記録する表、共有前のチェックリストを用意しました。まず短い架空の会議で操作を確かめ、条件に合う候補だけを、実際に使いたい長さの会議で試す順番です。

掲載している会話と議事録は説明用の想定例です。3サービスを実際に操作して精度を順位付けした結果ではありません。無料枠と仕様は2026年11月7日に公式ページで確認しました。申込み時には、画面に表示される最新条件も確認してください。

Sponsored Link

目次

Sponsored Link

無料のAI議事録は「最後まで使えるか」から比べる

最初に見るのは、月間の利用量と、1回の会議で処理できる範囲です。「月に使える時間が長い」という理由だけで選ぶと、会議の途中までしか文字起こしを確認できないことがあります。

また、文字起こしとAI要約は別の機能です。文字起こしは発言を文章にする処理で、議事録はそこから決定事項、担当者、期限、未決事項を整理した記録です。文字起こしが使えても、会議全体のAI要約には別の上限が設定されている場合があります。

無料枠を調べるときは、次の4点を別々に確認してください。

  • 1回の会議を、必要な長さまで文字起こしできるか。
  • 文字起こしの全文を確認できるか。
  • AI要約を、必要な回数と範囲で作れるか。
  • 完成した記録を、社内で使う形式に移せるか。

たとえば、普段の会議が30分なら、短いテストで動作しただけでは導入判断を終えません。30分の記録を扱えるプランか、その全文を見直せるかまで確認します。今回の比較で短い会話を使うのは、最初の操作と、記録に残すべき内容をそろえるためです。

有料プランの期間限定トライアルと、継続して使える無料プランも区別します。申込み画面で選択したプラン、支払情報の登録、試用終了後の扱いをメモしておくと、後から条件を取り違えにくくなります。

無料枠のある3サービスを公式情報で確認する

候補は、無料枠の量に加え、普段の会議方法に合わせて絞ります。次の表は試す順番を決めるためのものです。日本語の認識精度や修正時間の優劣は、表の数字だけでは判断できません。

サービス公式に掲載された無料枠の主な条件最初に確かめたい点
Notta月120分、1回3分までの文字起こし。AI要約は月10回短いテストで操作を確認し、本番の長さが上限内か判断
tl;dv録画・文字起こしは回数無制限。録画の保存期間は3か月。会議全体の自動AIメモはアカウント通算で最初の10会議まで、以降は各会議の最初の10分のみ。AIメモの枠は月次更新なし文字起こしとAIメモの範囲、残り利用枠を分けて確認
Tactiq月10会議分の文字起こし枠と月5 AIクレジット対応ブラウザで会議を記録できるか、AI処理後に枠がどう減るか確認

表の条件は2026年11月7日の確認内容です。回数、時間、AIクレジットは、それぞれ同じ単位ではありません。AIクレジットはAI処理に使う利用枠で、文字起こし1会議分と同じものとして数えないでください。

Nottaは1回の上限を先に見る

Nottaの無料プランでは、月間の合計に余裕があっても、長い会議全体を確認できるとは限りません。まず短い架空の会話で入力方法を試し、普段の会議を扱うにはどの条件が必要かを判断します。無料の制限を避ける目的で会議を細切れにするより、決定事項の流れを保って記録できる方法かを見てください。

出典はNotta公式料金ページとプランの選び方です。

tl;dvは自動AIメモの対象範囲を確認する

tl;dvの無料枠では、録画・文字起こしの扱いと、AIメモの上限を分けて確認します。公式ヘルプによると、会議全体の自動AIメモはアカウント通算で最初の10会議が対象で、以降は各会議の最初の10分が対象です。この枠は毎月リセットされません。短い会議では最後まで要約されても、長い会議の後半まで同じ範囲で扱えるかは別に確認が必要です。

同ヘルプには、録画の保存期間が3か月であること、録画・アップロードする会議は最大3時間であることも記載されています。長期間残す用途なら、必要な記録を保存できる方法まで試してください。

出典はtl;dv公式ページと無料プランの制限です。

Tactiqは会議への参加方法もそろえる

Tactiqのブラウザ拡張機能は、パソコンのChromeまたはEdgeで参加するGoogle Meet・Microsoft Teams・Zoomを案内しています。公式の導入手順では、会議の字幕をオンにして文字起こしが始まることを確認します。普段デスクトップアプリで参加している人は、ブラウザ参加で同じように使えるかを先に確かめましょう。

会議枠を使い切った場合は、文字起こしがプレビューだけに制限されることがあります。記録が作られたかだけでなく、全文を開いて確認できるかも試します。

出典はTactiqのプラン説明、会議クレジットの説明、拡張機能の導入手順です。

会議1本で比べる前に、条件と正解を決める

比較では、ツールごとに違う話を使わず、同じ内容と評価項目を用意します。まずは候補を2つに絞り、会社の承認範囲で同じ短いテストを記録します。

音声ファイルの取り込みに対応し、無料枠内で使える方法同士なら、同じファイルを渡すと入力をそろえやすくなります。会議への参加を記録する方法同士なら、同じテスト会議で記録します。両者を混ぜる場合は、録音方法が異なることを結果表に残してください。

スピーカーから音を再生してマイクで録ると、再生音量や反響も結果に影響します。同じ音声ファイルを直接処理した結果と同一条件にはなりません。方法が違うテストは「実際の運用全体の比較」として扱い、文字起こしエンジンだけの優劣に結び付けないようにします。

会議に入れる内容は5つ

テストには、人名、金額、期限、決定事項、未決事項を入れます。特に「決まったこと」と「まだ決まっていないこと」が混ざる会話にすると、共有前に確認すべきポイントが見えます。

次の会話は架空の例です。人名と案件名は説明用で、実際の顧客情報や社内資料を使う必要はありません。読み上げた時間を測り、利用する無料枠に収まる長さにしてください。

進行役:来月の社内説明会について確認します。会場費は5万円を上限にして、候補を比較することで決定します。
田中:候補はA会場とB会場です。B会場を予約する案もありますが、今日は予約を決めません。
進行役:田中さんは候補2件の見積りを2026年11月10日17時までに共有してください。
田中:承知しました。見積りを共有します。予約の担当者は、まだ決まっていません。
鈴木:参加人数は20人を想定していますが、確定ではありません。人数を確認する担当は私でよいでしょうか。
進行役:その担当と期限は、この会議では確定せず、次回確認しましょう。
鈴木:分かりました。人数は未確定、確認の担当と期限も未定として残してください。
進行役:今日決めたのは、会場費の上限と、田中さんが見積りを共有することです。会場予約と参加人数は未決のままです。

出力を見る前に正解メモを作る

正解メモは、AIの出力を見てから都合よく作り直さず、会話の内容から先に用意します。上の例なら次のように整理できます。

確認項目会話から確認できる内容
決定事項会場費は5万円を上限に候補を比較する
決定した作業田中が候補2件の見積りを共有する
その期限2026年11月10日17時
未決事項会場の予約先と予約担当者、参加人数
まだ確定していない担当・期限参加人数を確認する担当者と期限

「鈴木さんが人数を確認する」と書かれたら、自然な文章でも会話と一致していません。担当の申し出と、会議として確定した担当を区別できているかを確認します。自社の会議でも、依頼・提案・了承のどこまで話されたかを見直してください。

比較は準備から共有用の修正まで5段階で行う

導入判断に使うのは、生成直後の見栄えより、共有できる記録になるまでの手間です。初回の設定と毎回の作業は分けて測ります。

1. 初回設定を記録する

登録、拡張機能の導入、会議への接続、権限の確認にかかった時間を残します。この時間は最初だけ必要な場合があるため、毎回の議事録作成時間に混ぜません。社用端末で導入が許可されていない場合は、設定の難しさと区別して「利用条件に合わない」と記録します。

2. テスト会議を最後まで記録する

録音や字幕が開始したことを確認し、終了後に会議全体の文字起こしを開きます。処理中の時間は待ち時間として別に測ります。末尾の「未決のまま」という発言まで残っているかを見ると、前半だけ記録された状態を見落としにくくなります。

3. 文字起こしの重要箇所を照合する

すべての言いよどみを整える前に、人名、金額、期限、否定表現を確認します。「予約を決めません」が「予約を決めます」になっていると、後から作る要約も変わります。文字起こしの間違いか、要約だけの間違いかを分けると、修正の原因が分かります。

4. 要約を同じ項目で確認する

要約機能に出力形式を指定できる場合は、下のプロンプトを使います。指定できない場合は標準の出力のまま残し、同じ正解メモに照らして評価します。他のAIで追加要約を作った場合は、そのツールと利用条件、追加作業時間も結果表に分けて記録します。

次の文字起こしだけを根拠に、会議の議事録を作成してください。
出力は「決定事項」「作業・担当者・期限」「未決事項」「要確認」の4項目にしてください。
提案や担当の申し出を、確定した決定事項にしないでください。
担当者や期限が明示されていない場合は「未定」と書いてください。
金額、日付、時刻、否定表現を保持してください。
各項目に、根拠になる元の発言を短く添えてください。
文字起こしにない内容を推測で補わないでください。

【文字起こし】
ここに、会社のルールに従って共有可能なテキストを貼り付ける

5. 共有できる状態まで直して時間を止める

誤認識を直し、担当者と期限を確認し、社内の形式へ移すところまでの実作業時間を測ります。AIが処理している待ち時間、手で直す時間、共有形式へ移す時間を分けると、何に手間がかかるのかが見えます。

同じ人が2つを続けて直す場合、後のツールでは会話を覚えていて速くなることがあります。初回は試した順序を残し、継続候補を決めるときは別の会議でも順番を入れ替えて確認してください。

比較表は空欄から埋め、重大な誤りを先に見る

採点は、決定事項・担当者・期限の誤りを優先して確認します。文章の読みやすさが高くても、実際には決まっていない担当を作る出力は、そのまま共有できません。

下の表は読者が記入するためのテンプレートです。「未確認」は結果がゼロだったことを意味しません。サービス名と利用プランを書いてから、確認した項目だけを埋めてください。

記録項目候補A候補B
サービス名・利用プラン未記入未記入
確認日・残り無料枠未確認未確認
会議形式・記録方法・長さ未確認未確認
全文と最後の発言を確認できたか未確認未確認
誤った決定事項の追加未確認未確認
担当者・期限・金額の誤り未確認未確認
未決事項の抜け未確認未確認
初回設定の時間未計測未計測
生成待ち時間未計測未計測
修正・共有準備の実作業時間未計測未計測
保存・削除・共有先の確認未確認未確認
続ける/条件付き/見送り未判定未判定

判定は「無料で必要な範囲を扱える」「重要項目を確認して共有できる」「会社の運用条件を満たす」の3点から行います。1つ目で条件を満たさなければ、無料運用の候補としては見送るか、有料で使う場合の検討へ分けます。

想定例として、候補Aは文章が短く読みやすいものの、未定の期限を勝手に埋め、候補Bは文章が長いものの、未定をそのまま残したとします。この場合、文量だけでAを選ぶより、修正内容と根拠を確認できるかを比べる方が、仕事での判断に役立ちます。これは実測した結果ではありません。

なお、修正件数を数えるなら「1か所」の定義を先に決めます。同じ人名が5回誤っていても、修正箇所数なら5、誤りの種類なら1です。数字の意味をそろえずに比較すると、見た目の件数だけで評価が変わってしまいます。

録音前と共有前のチェックリスト

仕事での導入判断には、文字起こしの結果に加え、誰が記録を扱えるかの確認が必要です。まず架空の会話で操作を確かめ、実際の会議へ進む前に利用条件を確認します。

録音・文字起こしを始める前

  • 会社で利用が認められたサービスとプランか。
  • 会議の記録方法について、必要な説明と承認を済ませたか。
  • 音声や文字起こしに、共有できない情報が含まれないか。
  • 保存先、学習利用の条件、保存期間、削除方法を確認したか。
  • 会議への参加者や共有先に、意図しない人が含まれないか。

サービスが認証を取得しているかという確認だけで、自社の利用条件を満たしたとは判断できません。個人用の無料プランと法人向けプランで条件が異なる場合もあるため、使う契約の範囲を確認してください。

議事録を共有する直前

  • 決定事項が元の発言と一致しているか。
  • 提案と決定、検討と実施を取り違えていないか。
  • 担当者、期限、金額を元の記録で確認したか。
  • 未定の担当や期限をAIが補っていないか。
  • 必要な人だけが閲覧できる共有先になっているか。
  • 最終確認者と、後から修正するときの連絡先が分かるか。

担当者や期限が決まっていないときの書き方は、議事録で担当者・期限が未定のときの記入例と確認メッセージにまとめています。未定を残すことと、確認を放置することを分け、次に誰へ何を聞くかまで記録します。

よくある質問

文字起こしが無制限なら、AI議事録も無制限ですか?

機能ごとに条件を確認してください。会議の記録、AI要約、AIへの追加質問、ファイルの取り込みなどは、それぞれ別の上限が設定される場合があります。初回だけ付く試用枠か、毎月戻る枠かも確認します。

1回の短いテストだけで選んでよいですか?

最初の絞り込みには使えますが、長時間の会議での精度や運用までは確認できません。候補を絞ったあと、普段と同じ長さ、参加人数、雑音のある環境でも確認しましょう。採用前に条件の異なる会議でも試すと、苦手な場面を見つけやすくなります。

スマホだけでも比較できますか?

各サービスの対応端末と入力方法によります。今回紹介したTactiqの拡張機能の手順はPC向けです。同じ操作をスマホでもできると考えず、試す端末を結果表に残してください。会社の端末で使えない方法は、本番の運用とは分けて評価します。

要約の文章がきれいなら、そのまま配ってよいですか?

決定事項と未決事項、人名、金額、期限を先に確認します。意味を変える誤りは文章の自然さだけでは見つけにくいため、根拠となる発言に戻れる状態で確認してください。元の文字起こしに誤認識がある場合は、可能な範囲で録音や会議資料も照合します。

まとめ|候補2つを、同じ会議と同じ正解メモで比べる

無料のAI議事録ツールは、使える時間だけでなく、全文の確認範囲、AI要約の上限、修正と共有の手間を分けて見ると選びやすくなります。

まずは使う会議の形式に合う候補を2つ選び、短い架空の会話で操作を試してください。上の比較表へ確認結果を入れ、決定事項・担当者・期限の誤りを直す時間を残します。そのうえで、普段の会議の長さでも無料枠が足りるかを確かめます。

次の行動は、候補2つのプラン名と1回の上限を比較表へ書くことです。条件が合えば、会話例を読み上げて1本のテスト会議を作り、会議の最後の発言まで残っているか確認してみてください。

ABOUT ME
結城直人
即レス即行動の勉強を教えたくない塾長が運営するブログ「らくなお」★塾内で実施していた付箋活用術を伝える付箋マイスターの一面もある★まじめさんアカデミー 学長★
らくなお ~人生を「楽」に「素直」に生きよう~

あなたの人生を「楽」に「素直」に生活できるように、ちょこっとのエッセンスを届けるサイトです。
生活、暮らし、お金などの情報を盛大に盛り込んだものをお届けします。