らくなお学習塾

勉強嫌いの子を持つ保護者向け!”やる気エンジン”の育て方

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勉強が嫌い又は苦手というお子さんをお持ちの保護者は多いです。

そんなとき塾に相談してくる保護者には毎回この質問を投げかけます。

結城
結城
遊ぶことをやめさせて勉強をさせたりしてませんか?

たいていの保護者は

保護者
保護者
勉強しなさいと言ってしまいます

となるそうです。

テストや受験前に遊んでいると親心から心配して注意しがちです。

この行為が勉強をしたがらない子どもにしてしまう傾向にあります。

それは、「やる気エンジン」が成長しなくなってしまうから。

そもそもやる気エンジンって何?

となっている人もいますが、好きなことや楽しいことをしているときに集中する力と思ってもらえるとわかりやすいです。

やる気エンジンとは?

遊びや勉強、部活などあらゆる活動に対して、集中することができる力のことを指します。
自分が好きなことや楽しいことに夢中になって取り組んだときの感覚を想像してもらえるとわかりやすいです。

やる気エンジンが成長していると遊びや勉強にも本気で取り組めるもの。

今回はそのやる気エンジンの解説とどうしたら成長させることができるかを紹介していきます。

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勉強が嫌いな子の特徴は目に元気がない

勉強が嫌いな子を数百人見てきたから言えることは、勉強が嫌いな子には下記の共通点が多く見られました。

  • 保護者から勉強について小言を言われる
  • 成績などにしか目を向けない保護者
  • 遊びを制限されている子ども
  • 勉強した過程を見てもらえない子ども

勉強嫌いは積み重ねた悪い体験が原因。

一度できなかったから嫌いになるわけでなく、何度やってもうまくいかないため諦めてしまう。

結果、やりたくない気持ちが強くなり嫌いになります。

このような子どもは目に力がありません。

否定や命令をされて生きているんです。

大人でも辛くなる仕打ちを受けていれば当然ですね。

一方で、子どもの目に力がある家庭は反対の性質を持っています。

  • 保護者から勉強を強制されない
  • 成績よりも過程を評価する保護者
  • 遊びにも全力で取り組む子ども
  • 子どもの可能性を信じている環境

目に力がある子の多くは保護者から信頼され、学ぶ姿勢や取り組む姿勢が良いです

実際に通っていた生徒でこの傾向にあった子どもは勉強を義務や命令されたから行う子はいませんでした

  • 目標を達成する過程で勉強が必須になったので取り組む子
  • 自分のやりたいことに時間を確保したいから勉強をする子

など好きなことや楽しいことに打ち込んでいる子に多く見られましたね。

  1. 目に力がない子は勉強が苦手な子が多い
  2. 好きなことに打ち込ませる事で目に生気が宿る
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遊びをエネルギーにする「やる気エンジン」の育て方

やる気エンジンの育て方は好きなことや楽しいことで集中する練習が一番

勉強嫌いな子どもにとって多い傾向の一つに、「勉強」と「遊び」の切り離した考え方があります。

遊んでいた時の経験が勉強に活かせたりするもの

遊ぶときの工夫や効率化で取り組んだやり方や考え方を勉強に活かすことができないかと試行錯誤する姿勢。

この姿勢が、やる気エンジンの育成に大きな影響を与えてくれるんです。

過去に紹介した塾長直伝の勉強法!友達と一緒にできる教科書クイズ法!では、友達同士でゲーム感覚で問題を出し合い勉強しています。

一見関係がなさそうなツール同士でもうまく利用することで、勉強の効率も遊びの効率も高められるもの

例えば算数では、ゲームのアイテム購入をイメージさせて塾では勉強させてました。

結城
結城
500Gで「てつのよろい」200Gと「どうのつるぎ」150Gを買ったら残るお金はいくらかな?
男子生徒
男子生徒
150Gだよ

というカタチです。

本当に単純に見えますが、子どもにとっては興味のあるツールを勉強に組み込んでくれた方がイメージしやすい。

結果的にやる気エンジンにも火が付くようになります。

  1. やる気エンジンは好きなものを全力で取り組む姿勢で作られる
  2. 遊んでいるツールを勉強に連動する

遊びに本気になれる子は勉強も頑張れる

やる気エンジンの育て方は単純であるがゆえ効果が大きいです。

相談に来た保護者に再度質問したことがあります。

結城
結城
勉強をするときだけやる気を出してくださいと言われて出せますか?

と聞きましたが、元々勉強することが好きな保護者一人だけしか「出せる」と答えられませんでした。

600世帯の家庭を見てきて1世帯だけ。

だからこそ、好きなことに全力で取り組むことのできる子も少ないのです。

勉強ができる生徒に部活動を一生懸命やっていた子が多いのも同じ理屈。

部活に時間をかけてきて得られた

  • 時間制限のある中での集中力
  • 取り組む姿勢のオンオフ
  • 部活で実施した上達するための工夫

これらすべてが勉強する際に使えるんです。

連動性さえ見つけられれば成績は急速にアップします。

やる気エンジンはこうした実績から育つため、どれだけ本気で物事に取り組んだかが重要なんです。

やる気エンジンの育て方
  1. 好きなことや楽しいことに打ち込ませる
  2. 子どもが”興味”のあるツールを勉強に組み込む

やる気エンジンを育てた子どもは勉強意欲が高くチャレンジに向かう前向きな子になりますよ。

ABOUT ME
結城直人
即レス即行動の勉強を教えたくない塾長が運営するブログ「らくなお」★塾内で実施していた付箋活用術を伝える付箋マイスターの一面もある★まじめさんアカデミー 学長★
らくなお ~人生を「楽」に「素直」に生きよう~

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